デザイン思考の不完全性と向き合う
コメント
注目のコメント
思考法は包丁と一緒。
素晴らしい包丁を持っているだけで美味しい料理は作れない。包丁の使い方を覚えないといけないし、繰り返し使わないとうまく包丁を扱えるようにはならない。
そりゃ、料理によっては包丁使わなくていい、ときもありますよね。そういう判断ができるのは、包丁という道具を使い込んで特徴をつかんだからできること。
というわけで、包丁をうまく使えるようになりたければ包丁を何度も使ってみればいいし、なにより、何でその包丁を求めたんだっけ?ってとこに戻って自分で考えることも大切と感じます。
美味しい料理を作りたい?誰に?その相手にどうなって欲しい?そのために包丁は必要?
そこを考えることが本質と考えます。コレ↓いいですねぇ
「2017年に話題となった講演「Design Thinking Is Bullsh*t(デザイン思考なんてクソくらえ)」から、」デザイン思考(デザインシンキング)は僕が所属していた学生団体でも高校生が課題解決を行っていくための手法として用いましたが、記事でも指摘の通り、素人がいくらデザインシンキングをやろうが、職業デザイナーの方には勝てないのかもしれない、ということは確かに間違いがないように思います。
実際に団体での活動中も外部での活動が盛んな高校生は「デザインシンキング?笑」といった感じでバンバン活動していました。
しかし、デザインシンキングの最大の強みはその手法を通じて、自分はデキるかもしれないと「自信」を授けてくれることだと思います。もとから自信が備わっている人間には何がおこるんだ、と思う方もいるかもしれませんが、そういう人たちにとってはデザインシンキングを重ねることで、もしくは生まれ持った自信から、よりよいアイデア・解決策を生み出すことができるのではないでしょうか?
また、このプロセスを踏むことで、頭に出てきたパッと出のアイデアよりは良いアイデアを導き出すことができているため、完全にクソというわけではないと思います。大学のレポートの内容決めでも、ちょっと取り入れるだけで、評価が一段階上がった気がします。特に今年後半のレポートの評価は格段に良い。実体験からも僕はデザインシンキングを支持します。また、デザインシンキングを完全にマスターしている人がどれだけいるのか、にわかデザインシンカーがデザインシンキングを分かった気になって乱用していないのか、そこも気になります。