2953日かけて撮影された1枚の写真。「史上最長の露光時間」だと世界はこう見えた
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注目のコメント
つい先日も日本の高校生が8年前に気球に付けてあげたカメラが発見され、撮影された動画が公開されていましたね。
これらのニュースに触れて思うのは、写真や映像の真骨頂は「記録すること」なんだなぁということ。時間の経過とともに高まる価値、それこそが何かを写し留めることの本質です。ピンホールカメラは光の量が少ないので一般的な写真撮影では露光時間が長くなるのを嫌ってレンズを使うようになりました。理科の実験でピンホールカメラを作った経験のある方なら、その露光時間の長さに驚かれたはずです。
一方、光の量が少ないということは飽和しにくいのでこの天文台に忘れ去られたカメラのように長時間露光するのに向いています。