菅政権で加速する金融大再編。金融×デジタルシフトの第一人者、SBI北尾社長の見据える未来を田中道昭教授が読み解く
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SBI北尾社長の見据える金融DXと地銀再編を中国古典と現代経営学から読み解く。先般、SBIホールディングス北尾吉孝社長とデジタルシフトタイムズ&プレジデントオンラインの共同企画で対談を実施いたしましたが、本日、デジタルシフトタイムズにて、その前半部分が動画・記事ともに配信となりました。
70分に及んだ対談ですが、デジタルシフトタイムズではすべての内容を動画と記事にて、プレジデントオンラインでは対談要旨を記事で配信していきます。
私自身が、北尾社長が学長をお務めである、中国古典を中核とする「人間学×時務学」の正規MBAスクール、SBI大学院大学で客員教授を拝命しているご縁から、特別にご出演いただきました。
北尾社長は中国古典に精通しておられる、まさに稀代の碩学の経営者。
私自身はSBI大学院大学では、『孫氏の兵法×現代経営学』講座(3時間×全7回)を担当していることもあり、今回の対談では、金融のデジタルトランスフォーメーションや地銀再編について、「中国古典×現代経営学」という視点でお話しをお伺いしました。
菅政権が誕生し、地銀再編が大きく進展することが予想されているなかで、北尾社長の天命はどこにあるのか? どのような戦略や勝算をもっているのか?
株式売買手数料の無料化などSBIの「ネオ証券」戦略とは何であるのか?
究極の金融DXであるデジタルアセットのDXとは何であるのか?
さらには大阪・神戸を候補地とする国際金融センター構想の実現可能性は?
注目されるネオ証券、地銀再編、国際金融センター構想等の部分は、後半部分となるのですが、北尾社長の大戦略を読み解くためには前半部分の北尾社長の出自、哲学やこだわり、さらにはご自身が語られている「天命」等の理解は不可欠ではないかと思います。
専門メディアの特性を活かして、今回の対談では、あえて両人とも中国古典の用語をそのまま使っておりますが、重要な箇所はテロップ等で解説されています。
“SBI大学院大学特別講義!”としてもご覧いただければ幸いです。デジタルシフトタイムズで取材させていただきました。
北尾社長著の「不変の経営・成長の経営: 伸びる会社はどこが違うのか」も拝読しておりますが、
2000年に書かれた内容と、根幹がぶれておらず、尊敬の念が強まりました。
社会環境に流されないビジネスの体幹が鍛えられる対談です。特別対談前編公開!SBIホールディングス北尾社長×立教大学ビジネススクール教授 田中道昭氏
地銀を中心とした金融業界の再編が現実味を帯びる中、地銀との提携を進め注目を集めるSBIホールディングス代表取締役社長北尾吉孝氏。
金融×デジタルシフトの第一人者である北尾社長は、自身の天命をどう感じ歩みを進めて来られたのか?
前編では、北尾社長がSBIグループ創業、SBI大学院大学の創設に至った背景や、コロナ禍における北尾社長、そしてSBIグループの大戦略について、SBI大学院大学客員教授および立教大学ビジネススクールでも教鞭を執る田中道昭教授が、孫子の兵法を元にした独自のフレームワークで伺ってくださっています。