「鬼滅の刃」興収302億円に 歴代1位まであと5億円強
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「煉獄さんを300億の男に」というムーブメントが起こり、複数回、映画館に足を運んでいる人が多いのは、特徴的ですね。
煉獄さんも好きだし、善逸推しでもあるという、映画を3回みたライター氏による寄稿です↓
「鬼滅の刃」を子どもに見せるか問題。親たちの意見は?
https://mi-mollet.com/articles/-/26748メディアで興行収入ばかりが報道されていますが、コンテンツの価値は「興業収入」だけでは決まりません。興行収入が小さくでも優良なコンテンツはありますし、クリエイターは存在します。
メガヒットが出てくると、それに業界全体が引っ張られてしまいがちです。
個人的にはサステイナブルに良質なコンテンツが生み出し続けられるように、クリエイターや関連するエコシステム全体に、「経験と適切な富が再配分される仕組みづくりにここで得た富を投資して欲しい」と思います。凄い。
と思いつつ、本当にスタジオジブリよりクオリティなりなんなりを比較した際に、日本の歴代興行収入一位になるほどか?という疑問はあります。
勿論鬼滅は好きですし、連載当初から見てきましたし、作家が命を削って連載していることは微塵も過小評価していませんが、ここまでになってしまうと、「そこまでの作品じゃないだろ」とは言いたくなってしまいます。
ただ、なぜここまでの大ヒット映画になったのか、社会情勢をしっかり分析して、今後の映画のPR戦略として踏襲しておくべきだとは思います。
ですが、複雑な心境です。
結局作品なんて良かろうが悪かろうが流行れば見てしまうこと、売れてしまうことは悲しいです(流行りを生み出せることは評価していますが)。ほとんど日本の国民性に起因するスタンピード現象ですよね。
鬼滅のヒットは嬉しいですが、虚しい側面もあるような気がします。
もっと凄いアニメが見たいです。人生観を変えてしまうくらい凄いやつを。