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2020年12月15日 公開

【基礎教養】あなたは、なぜ人の名前を思い出せないのか?

分かるとものすごく面白い脳科学の世界ですが、理解する上で最もつまずきやすいのが脳の仕組みです。脳に電気が走る?神経細胞(ニューロン)って何?誰もが引っかかるワードを、「私」をめぐるストーリーに乗せて10分で解説します。(10分/ナビゲーター:須田桃子/取材:花谷美枝/監修:奥山輝大/取材協力:神谷之康/ナレーション:下地紫野/出演:柳橋泉紀、豊田和真、安岡大輔/撮影:栗原良介/編集:仁尾拓斗/イラスト・デザイン:堤香菜/プロデューサー:小西健太郎/構成・演出:有水冴子)
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専門用語を出来るだけ使わず、日常生活と脳の仕組みを分かりやすく伝えてますね。

ただ、分かりやすいがゆえに、大切で複雑な部分が抜けているので、補足したいです。

脳とコンピュータは比較して語られがちですが、違いもあります。
動画では、「脳=CPU」とされてますが、記憶も含まれるので、「脳=CPU+メモリー等」とするのが一般的です。
また、情報を0 or 1で送るとありますが、単純なコンピュータとの違いは、神経細胞の中では0~1の間の状態があることです。その過程では、イオンや神経伝達物質(ドーパミンなど)による「物理」ではない生命ならではの「化学」の複雑な反応があります。

その辺は、説明が複雑になるものの、コンピュータと異なる脳の複雑さに関係してるので、理解しておきたいです。
脳科学の「きほんのき」をアニメと実写映像でわかりやすく解説する動画です。取材とナビゲーター(声)を担当しました。

りんごを見た時、なぜりんごだと分かるのか、久しぶりに会った人の名前がなかなか出てこないのはなぜか、逆に好きな人の名前は絶対に忘れないのはどうしてか——。すべては、脳の中に1000億個もある神経細胞の活動で説明できます。

さらに、脳の中では情報が電気的な信号でやり取りされているのですが、その具体的なイメージも掴んでいただける内容になっています。

よくコンピューターとのアナロジーで語られる脳ですが、コンピューターと違うところも多々あります。

その1つが、神経細胞同士の接続部分「シナプス」で、電気的な(つまりデジタルな)信号が「神経伝達物質」というアナログな化学物質に一旦変換されること。情報伝達の根本的な仕組みが、神経細胞同士の継ぎ目でいったん変わるのはなぜなんだろう…。興味がつきません。
動画チームが専門家と丁寧なやりとりを重ねて作った渾身の動画です。とってもわかりやすく、またイラストがおしゃれで見て楽しい映像になっています。

脳の話は非常に難しく、テキストで読んでもなかなか頭に入ってきませんが、誰かに語ってもらうとスッと頭に入ってきます。動画の力をあらためて感じました。

きれいで聞きやすい須田記者の声も見所です!
脳について、科学的な作用の観点から分かりやすくまとまっている。
経験によって脳のネットワークはできていくと感じるし、何かやりたいときには「好き」という刺激が重要だと感じる。
動画の最後に「化学物質のようなアナログも作用していること」という一言がある。以前NHKスペシャル「人体」でやっていたが、そこにはインスリンなども関わっている(下記)。脳は重要だが、体のほかの臓器も深くかかわっていることが、個人的にはとても印象に残っている。
https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_7.html
行動を司っているのは腸だ、という説もあります。いやすべての細胞が行動をコントロールしているという説も。

そういう風説があるなか、脳の仕組みがよくわかる動画でした。音声も明瞭で聞きやすい。
これ、そのまま学校の教材として使ってもらえるのでないだろうか。めちゃくちゃわかりやすいです。
第1回の特集を拝見させていただいた後だったので、内容がとても頭に入ってきました。

"人は神経細胞を増やすことで、より密度の高いネットワークを築いて、動物として高度な進化を遂げてきた"

刺激による神経細胞の繋がりにより、生物は生を営むのですね。本当に私は電気的な活動に過ぎないのか?今後の研究による解明も非常に興味深いものです。

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