MLB通算3000安打&殿堂入り名野手の魔球ナックルに米興奮 「史上最もクール」

エンゼルス戦の8回に登板したウェイド・ボッグス【写真:Getty Images】
エンゼルス戦の8回に登板したウェイド・ボッグス【写真:Getty Images】

MLB通算3010安打を放ち、2005年に野球殿堂入りしたボッグスが投じたナックルが再脚光

 レッドソックス、ヤンキースなどで通算3010安打を放ち、2005年に野球殿堂入りしたウェイド・ボッグス氏。広角に打ち分ける打撃技術で“安打製造機”とした活躍が、投手としても魔球ナックルを武器にファンを沸かせた。ヤンキースのトーリ監督も思わず笑顔を浮かべた“1球”が再脚光を浴びている。

 1997年8月19日(日本時間20日)、ヤンキース対エンゼルス戦の8回。8点ビハインドの場面でヤンキースのトーリ監督は野手のボッグスをマウンドへ送った。先頭に四球を与えたが、ティム・サーモンとギャレット・アンダーソンを内野ゴロに仕留め最後はトッド・グリーンからナックルで三振を奪い無失点で切り抜けた。

 これにはベンチのトーリ監督も思わず笑顔を浮かべるほどだった。この伝説の投球を「ピッチング・ニンジャ」の愛称でSNS上で様々な投手を分析、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブ、ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで公開。

 揺れて落ちるナックルを操った名打者の投球にファンも「これが見たかった」「美しい」「これはエグイ」「史上最もクールな野球選手トップ10に入る」「これは覚えている」と賛辞を送っていた。

【動画】「これはエグイ」とファン驚愕 殿堂入り野手が投じた魔球ナックルの実際の映像

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