防衛費 来年度予算案 歳出総額5兆3400億円程度 過去最大見通し
NHKニュース
21Picks
コメント
注目のコメント
防衛費の増減は実質的な装備の変化やその効果とともに、周りを取り巻く安全保障環境をどのように認識し、それにどう対処するかというメッセージでもある。財政状況の厳しい中でも増額するという安保環境認識を持っているというメッセージ。
防衛費が過去最大といっても、5兆3千億円程度から300億円増加しただけだから「微増にとどまった」というのが本当のところ。新型イージス艦2隻の建造に向けた調査費、航空自衛隊のF2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発関連の経費が盛り込まれたが、今後、装備本体の開発が本格化するとドカンと経費が増えることを示唆している。
次年度概算要求で個人的にはインテリジェンス分野の強化、防衛駐在官の増員と情報本部の分析要員の拡充、そして経済安全保障情報企画官の設置が気になる。特に最後のものは、日本から中国等への技術情報流出を防ぐための一手だ。