関連記事一覧
【速報】静岡県浜松市で日本歴代最高に並ぶ41.1℃を観測
ウェザーニュース 17Picks
IoT×天体観測で科学に貢献、超ハイテク天体望遠鏡「eVscope」が凄かった!
BCN+R 15Picks
初期宇宙の銀河の予想外な構造 アルマ望遠鏡の観測データから判明
sorae 宇宙へのポータルサイト 12Picks
合体しつつある銀河で輝く「二重クエーサー」すばる望遠鏡の観測で新たに発見
sorae 宇宙へのポータルサイト 7Picks
宇宙望遠鏡の観測データから描き出す「オリオンの谷」への旅
sorae 5Picks
NASAが9400億円注ぐ宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」への期待
Forbes JAPAN 4Picks
地球に降り注ぐ流星は1日あたり合計1トン。国内の観測結果をもとに推定
sorae 宇宙へのポータルサイト 4Picks
開発が遅れているジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、新型コロナの影響でさらに遅れが…
ギズモード・ジャパン 4Picks
ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたアカエイ星雲の前例のない退色 NASA
財経新聞 3Picks
月のクレーターもくっきり 学研が「本気で作った」天体望遠鏡キット、2750円で発売
ITmedia NEWS 3Picks
『2013年に打ち上げられた欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「ガイア」の観測データに注目しました。ガイアは天体の位置や運動について調べるアストロメトリ(位置天文学)に特化した宇宙望遠鏡で、18億以上の星々の位置と明るさに関する情報が含まれている最新の観測データ「EDR3(Early Data Release 3)」が先日公開されたばかりです。
ガイアの観測データを利用すると、恒星のふらつき(動き)を天球上の位置の変化として捉えることができます。研究グループは、ガイアの観測データから大きな軌道を描く系外惑星や褐色矮星が公転しているとみられる恒星をピックアップして観測を実施。その結果、前述の褐色矮星HD 33632 Abを直接観測によって発見することに成功しました。
天球上で検出されたふらつきに着目した新たなアイディアをもとに褐色矮星が見つかったのは今回が初めてのことだといい、研究に参加したカリフォルニア大学サンタバーバラ校のティモシー・ブラント氏は「これまでの褐色矮星探しは運試しのようなものでしたが、今回は勝算の高い探査が可能になりました」と語ります。
研究グループの新たなアイディアによる観測を支えたのが、すばる望遠鏡に設置された2つの最新装置「SCExAO(スケックスエーオー)」と「CHARIS(カリス)」です。SCExAOはあたかも宇宙から観測しているようなシャープな像を生み出す補償光学(AO:Adaptive Optics)システム。CHARISは明るい恒星を周回する系外惑星や褐色矮星といった暗い天体を見分け、表面の状態や温度、大気の様子などを調べることができる分光観測装置です。』