東証続落、103円安 コロナ感染拡大を警戒
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日経平均株価は103円安で続落となっています。
米国株はNYダウが69ドル安と小幅に続落、新規失業増や追加経済対策協議の膠着が嫌気されたようです。
今朝の東京市場も小安く始まり、軟調に推移しました。
前場の内に103円後半の円高に進行したこともあり、下げ幅が200円を超える場面もありました。
「GoToトラベルの一時停止検討」報道も気にされましたが、後場は下げ渋って引けています。
前日急騰したソフバンG(9984)の反落が重しとなった一方、トヨタ(7203)や任天堂(7974)は続伸で、TOPIXは反発です。
週を通せば98円安とわずかながらも6週ぶりに反落、27000円手前で一服となりました。
テクニカル的にも、週足で2W続け下影陰線(カラカサ)且つダブルトップ形成で上昇一服/調整入り示唆しているよう観えます。
来週は日米で金融政策決定会合があります。
米国では14日の選挙人投票を前にテキサス州などが接戦4州の無効を求め最高裁に提訴、どうなるかも注目されます。
これらが終われば年内のイベントは大体終了、クリスマス休暇ムードとなります。
日銀短観や貿易統計、米国中国の小売売上高・鉱工業生産などに買い手掛かりを探すこととなりそうです。
注目のコメント
昨日も今日もソフトバンクに左右される展開の日経平均。なので、TOPIXとは動きも乖離中。コロナで、理論株価の存在意義さえよくわからない展開が続いてます。
ちなみに、日経平均の上昇率が激しい10銘柄ほどを除くと、日経平均は下落との試算もるので、日経平均との付き合い方も精査が必要なフェーズかもしれませんこれまでの上げピッチが早かったので、利食いが出やすい。
株と債券・キャッシュの運用残高の割合を決め打ち(4:6等)しているファンド等の場合、期末にその割合になるよう株を売却するケースもあるようだ。