2021/1/4

【教授の独学術】頭を鍛え抜く「7つの勉強法」

PIVOT エグゼクティブ・エディター
新しい年を迎えてもコロナが猛威を振るい、自粛生活が続きそうだ。こうなったら2021年は家で腰を据えて勉強しよう。コロナ明けに大きく飛躍するために“闇錬”するのだ。
本特集「独学2021」では、成果が上がる独学術を紹介していく。独学のメリットは、時間や場所に制約されず取り組めること。ただ、自己流では成果が上がらないリスクがある。そこで独学の達人たちに効果的な勉強法を伝授してもらう。
1人目は、外資系コンサルティング会社で問題解決に取り組み、現在は大学院教授として経営戦略やロジカル・シンキングを教えている平井孝志さんだ。
独学というと、参考書を読んだりオンライン講座を受けたりといったイメージがある。だが「すでにある情報に頼らず、自分の頭でゼロから考え抜くことが重要だ」と平井さんは説く。
具体的にどうすればいいのか。自ら日々実践している「7つの思考トレーニング」を教わった。
1つ目の思考トレーニングは、新聞や雑誌の記事を読まずに、タイトルだけを見てその記事の内容と構成を推察する。