マイルが貯まるスマホ決済「ANA Pay」サービス開始
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ANAとしては「もっとマイルを使ってほしいし、貯めてほしい」ということですね。
Pay系のサービスはレッドオーシャンですが、ANAも市場を独占しようとは思っていないでしょう。そう考えると、既存顧客向けにロイヤリティを上げるサービスとなります。
既存顧客はコロナ明けに旅行したいと思っているはずなので、一定の利用は見込めます。
あとはどれだけ取扱店を増やせるかで結果は変わってきます。
今後が楽しみです。エアラインのマイレージ会員を主なターゲットにした金融や決済に係る付加サービスの開発が進んでいる。その中でもANAの動きは抜きん出ている印象。ドル箱ともいえる国際線の回復がすぐには見込めない中で、抱え込んだマイレージ会員をどう処遇するかは、アフターコロナの命運を分けるはず。それを踏まえたサバイバルゲームは、金融にとどまらないイノベーションのきっかけになるはずです。
ANAは今回のANA Payを皮切りに、非航空事業にも本腰を入れるようですね。
上級会員プログラムにも効果を示すようで、従来は搭乗回数などに応じてたまるポイントによってのみ上級会員の資格を得られましたが、今後は搭乗に加え電子決済利用でも資格が得られるようにするようです。
一方でJALはどう出るのでしょうか？
JALのFLY ON ステイタス会員に対しては、2021年分のボーナスFLY ON ポイントを付与すると出てました。
https://www.traicy.com/posts/20201209191314/?amp
両社とも搭乗回数が減って、上級会員の繋ぎ止めに注力しているのでしょうが、顧客ロイヤリティの希少価値が下がってしまうのも懸念されます。
ラウンジの混雑で顧客満足を下げてしまわないよう、ロイヤリティプログラムの刷新にも期待したいです。
