[東京 10日 ロイター] -

日経平均

終値      26756.24 -61.70

寄り付き    26688.50

安値/高値   26639.98─26852.77

TOPIX

終値       1776.21 -3.21

寄り付き     1775.45

安値/高値    1771.87─1780.63

東証出来高(万株) 118216

東証売買代金(億円) 27269.73

東京株式市場で日経平均は反落した。前日の米国株式相場の軟調な流れを引き継ぎ、前場はハイテク株を中心に利益確定売りが広がった。しかし、後場には指数寄与度の高いソフトバンクグループの急騰に伴い、日経平均は下げ幅を縮小。日経平均はプラス圏とマイナス圏を行き来する一進一退の値動きが継続した。

TOPIXも反落し0.18%安。東証1部の売買代金は2兆7269億7300万円だった。東証33業種中では、海運業、金属製品、ガラス・土石製品などの20業種が値下がり。半面、情報・通信業、水産・農林業、石油・石炭製品などの13業種は値上がりした。

個別では、ソフトバンクグループが10.91%高で連日の年初来高値更新、日経平均を約180円押し上げる格好となった。一時は18.84%高まで上げ幅を拡大し、ストップ高の水準に接近した。売買代金は5500億円を超え、東証1部市場の2割以上を占めた。株式非公開化について新たな戦略を協議していると9日に報じられたことが引き続き材料視されたほか、出資先の米料理宅配サービス最大手ドアダッシュ上場による含み益拡大も追い風となった。

そのほか、エーザイは2.07%高。米医薬品大手バイオジェンと共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬候補の「アデュカヌマブ」について、日本での新薬承認申請を行ったと発表したことが好感された。

市場では「ソフトバンクグループとエーザイは買われているものの、それ以外は閑散としており、盛り上がりに欠ける。これからは海外投資家がクリスマス休暇に入るため、市場は徐々に薄商いとなり、上値を追いづらくなるのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がり739銘柄に対し、値下がりが1339銘柄、変わらずが101銘柄だった。