【独占】Vertexトップが語る、日本市場に参入した理由
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注目のコメント
まだ日本で知名度の低い私たちをINITIALのようなメディアで採り上げて頂くとお聞きした時、とてもワクワクしました。読み応えある記事を書いて頂き、ありがとうございます。
ファンドビジネスとは、言ってしまえば、投資家から資金調達して良い投資先に投資していいタイミングで売り抜けてリターンを還元して…のサイクルができていれば、成功かもしれません。
しかし、私たちは違う考え方をしています。
如何に投資先の成長にコミットし、大企業や政府、他のVCも含めての「イノベーションエコシステム」を創っていけるか、それに対する貢献こそがVCに問われている本質的な価値なのではないか、と。
Vertexではそれを「Value beyond capital」や「Innovation Partnerships」という共通言語で表現しており、ファンドのアイデンティティになっています。
そんな私たちが最重要視しているマーケットが「日本」です。
投資先には、日本企業とパートナーになりたい、日本市場に進出したい、というアグレッシブで尖ったスタートアップがたくさんいます。彼らを日系企業と混ぜ合わせた時に起こす化学反応は本当に面白くて、起きた瞬間から寝るまで、妄想を繰り広げる毎日です。笑
もし協業にご興味のある方がいれば、Zoom・コーヒーチャット、大歓迎です(twitter: @Takaki_Vertex / partnerships@vertexholdings.com)。
VCの世界は外から色々と見えにくいところがありますので、ささやかながら、SNSでも情報発信をするようにしています(https://www.facebook.com/vertexholdingsjapan)。
日本ではまだ「テマセク傘下のXX」と形容されることが多いですが、「バーテックス」で通じる日が来るよう、これから頑張って参ります。Vertexはアジアもそうですし、イスラエルでもプレゼンスを発揮していますね。記事の中でも触れられてたシンガポール政府の関与に関してですが、重要な点はシンガポール政府が直接スタートアップに投資するのではなく、VertexのようなプロのVCを介してスタートアップ投資を後方支援して来たという点です。
VCというと閃き、センス、パッションが大事だと思われがちですが、専門職であり、しっかりとした活動ができるまでにはそれなりの時間と教育が必要になります。昨年Vertexに日系企業が投資したというニュースを見て気になっていましたが、日本語の露出も増えてすばらしいですね。
東南アジアでは珍しいレイターステージでの投資もできるVCです。彼らを通じて外資の日本進出も日系スタートアップの海外進出も活発になることを期待しています。