「SDGs融資」5年で100件へ 地銀再編とは距離 滋賀銀・高橋頭取インタビュー
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注目のコメント
地方創生SDGs金融の取り組みが進む中、いち早く地銀でサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)を打ち出したのが滋賀銀行ですね。早くからSDGsに熱心に取り組んできた地銀として有名ですが、だからこそSDGsに理解がある行員を内部で育成でき、その結果としてSLL推進に繋がったのかなと思わずにはいられません。5年で100件のSLLが現実的な数字というのも興味深いです。地方創生SDGs登録・認証等制度にも絡んで、SLLに取り組む地方銀行は増えていくと思います。ただし、SDGsを理解し、顧客に寄り添いつつSLLに対応できる行員を増やせるかが鍵になりそうです。
独自な取り組みをされているという点ではポジティブです。
一方、綺麗なイメージはありますがSDGsは必ずしも収益性にリンクせず、むしろ低下させる方向なのも現実かと(利益率がそもそも高い企業がSDGsに取り組んでいるのが現状で因果関係が逆)。SDGsを優先した融資により、銀行の収益となる金利を下げて、かつ貸し倒れリスクが上がってしまっては、かなり苦しくなりそうな印象を受けています。