いいことずくめのはずの芦屋市と西宮市のごみ焼却場統合 費用巡り結論出ず3年半

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
統合協議が難航している兵庫県芦屋市のごみ焼却場(左)と西宮市の焼却場(右)=芦屋市で2020年10月29日午後0時31分、井上元宏撮影
統合協議が難航している兵庫県芦屋市のごみ焼却場(左)と西宮市の焼却場(右)=芦屋市で2020年10月29日午後0時31分、井上元宏撮影

 兵庫県芦屋市のごみ焼却施設を海を隔てて約500メートルの対岸にある西宮市の焼却施設に統合し、建て替えるごみ処理の広域化協議が2017年4月から3年半以上続いている。両市が別々に造るより建設費と20年間の運営費を合わせて130億円も節約でき、焼却の熱量アップで付属施設のごみ発電の効率も上昇、二酸化炭素削減効果も期待できるとされ、いいことずくめのはず。だが、いまだ節約額の“分け前”を巡り、両市の折り合いがついていない。

この記事は有料記事です。

残り1828文字(全文2038文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月