オードリー・タン「限られたマスクを全国民に配るうえで最も重要なこと」 - マイナンバーだけでは不十分だった
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台湾の「マスクマップ」が出来た経緯を通じて、政府と市民の関係やコミニケーション、システムインフラ構築の新しいスタイルについて知ることができて、多少なり希望が持てます。
>きっかけは、一人の市民が近隣店舗のマスク在庫状況を調べて地図アプリで公開したことから始まり、
タン氏は、その事を7000名を超える台湾のシビックハッカーが集まるコミュニティ「g0v」(零時政府)でSlackを通じてを知り、すぐに制作した方と接触したとの事です。
本格的な構築に際しても、極めてオープンなやり方を貫いていて、
行政がマスクの流通・在庫データを積極的に一般公開する事で、シビックハッカー達の協力を得ている点についても驚きです。
台湾政府が目指す「オープンガバメント」…
タン氏は、就任と同時に、誰もがインターネットで政策を提案できる公共政策ネット参加プラットフォーム(JOIN)を積極的な問題解決サイトへと変えていき、官民の意志疎通を可能にする協働会議の設立に尽力。
協働会議は毎回実況中継され、会議の内容を書き起こして完全な形でオンラインで公開されるという徹底ぶりは、どこかのIT企業の情報共有のようでもあります。
>(論座)台湾の若きIT大臣オードリー・タンが世界を変える日
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020120600002.html?page=1前例ないプロジェクト(=DX)の成功は、やっぱりプロジェクトが繰り返し改善のアジャイルで、かつ組織間連携をできるようにすることですね。ウォーターフォールの国は反省しないと「8つの関係部署をつなげなければ解決しない」