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【佐山展生】日本の空に「第三極」が育たないワケを話そう

NewsPicks編集部
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  • 国内航空会社 気象予報士

    第三極が育たないわけ、については、多くの理由が挙げられます。
    ・顧客側がJALやANAなどといったブランドを指向している
    ・飛行機とパイロットがいれば簡単に参入できるビジネスではなく、専門職の人材を多方面にそろえる必要がある
    ・特に日本では羽田の発着枠の数で収益力がほとんど決まってしまうが、そこに競争原理が働いていない
    ・「箸の上げ下げ」まで指導する監督官庁の規制により、新規参入企業が飛行機を飛ばし始めるまでにかかる時間が海外に比べ長い
    ・空港での旅客の保安検査や給油等、他の企業に業務委託するものについても多くはJALやANAとの資本関係を有しており新規参入企業を冷遇する

    スカイマークが一度は経営破綻しつつも立ち直れたのは、当時すでに20年近い運航の歴史があり、専門職の人材や羽田の発着枠、監督官庁との関係性や、空港での業務委託の関係がすでに築けていたという面が大きいのではないでしょうか。
    破綻前の経営者である西久保さんと現在の佐山さんで大きく変わったのは、顧客獲得の戦略です。破綻前は、サービスは極小化し、LCCらしさで売っていくという戦略でした。しかしその割に、大型機(A330)でビジネス需要を獲得していく、というところがアンマッチだったわけです。破綻後は、日本で航空ビジネスをやっていくなら定時性が何より効く、という業界人の共通認識を改めて大事にしてみたところ、これが受けた、ということではないかと思います。

    定時性と簡単に言いますが、さまざまな専門職が縦割りを乗り越えて協力し合う関係が重要で、定時性トップを狙うには社内一丸となった体制づくりが必要です。要は「いい会社」でなければ定時性トップはありえません。ただのサラリーマン社長ではなかなか簡単にはできないことなので、日本の航空会社にもぜひ一流の経営者の方にどんどん参入してきてほしいと思っています。


  • 日本のエアライン市場において、唯一の「第三極」のスカイマーク佐山会長のインタビューです。日本において、JAL、ANA以外の独立系が育ちにくい理由、コロナ禍をどう潜り抜けてきたか、聞きました。


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    そうでないビジネス分野もありますが、理由の一つに歴史・ブランド信仰があると思います。

    私の故郷は人口はそれなりにあるのに、「デパートののし紙はやっぱりXXじゃなくちゃ」という理由で1つのブランドに集中してしまい、他は参入・撤退を繰り返した歴史があります。

    逆に、関東で有名なデパートを一切知らなかったのでバイアスのない視点で各デパートを観察することができたのですが、関東のデパートも「のし紙」の序列がありますよねぇ。


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