(ブルームバーグ): 配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズは、空飛ぶタクシー部門をスタートアップ企業のジョビー・アビエーションに売却するとともに同社に出資した。ウーバーが来年に四半期ベースで黒字を確保することを目指して非中核事業を手放すのは今週に入り2回目となる。

ウーバーの空飛ぶタクシー部門、ウーバー・エレべートはニューヨーク市でヘリコプターサービスも手掛けていたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けてフライトを停止していた。今回の取引の一環としてウーバーはジョビーに7500万ドル(約78億円)を出資する。以前は開示されていなかったが、ウーバーは1月に同社に5000万ドル出資していた。

ウーバーは今週、自動運転車部門をスタートアップ企業のオーロラ・イノベーションに売却するとともに同社に4億ドルを出資した。

原題:Uber Sells Flying Taxi Division to Joby in Broader Retrenchment(抜粋)

©2020 Bloomberg L.P.