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新型コロナ、がん治療への影響顕在化 4人に1人が治療内容や予定変更

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写真はイメージ=ゲッティ
写真はイメージ=ゲッティ

 新型コロナウイルス感染拡大で、がんの治療や検査への影響が顕在化している。患者支援に取り組む一般社団法人「CSRプロジェクト」(桜井なおみ代表理事)の調査では、治療中の4人に1人が治療内容や予定を変更していた。桜井さんは「感染への不安による受診抑制に加え、経済的困窮で治療を控える人が相当数出てくる恐れもある」と指摘する。

 東京都内の会社員男性(48)は現在、定期的に入院して抗がん剤治療を続けている。だが、治療を受けている病院がコロナ患者用の病床を増やした影響で、12月は入院が予定より11日、1月も1週間遅れるという。男性は「この先きちんと治療が続けられるのか。入院が先延ばしになると、がんが進行してしまうのではないかと怖い」と打ち明ける。

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