なぜいま30人学級？文科・経産・総務省が推進するGIGAスクールで無理ゲー化する教室内ディスタンス

コメント

注目のコメント

• 松田 悠介

  Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員

  ・2020年12月08日

  いやー、さすが末富先生。我らが日本大学文理学部の誇りです。
  
  GIGAスクール構想、そしてCOVID-19によるソーシャルディスタンス確保を実現しようと思うと、現状の教室サイズや学級サイズには限界があるという話。とてもロジカルでその通りだな、と思いました。
  
  同時に、制約条件があるからこそイノベーションが生まれるので、物理的空間のみならず、オペレーションにイノベーションを期待したいですね。オンラインとオフラインのハイブリッドはその一つの解になりうると思います。
  
  （30人学級化っていうと、全国の学級を一斉に対応しないといけないような大変革に聞こえるかもしれないが、実質小学校ではすでに70％の学級がすでに30人以下の学級になっていますし、中学校では55％の学級が30人以下なんですよね（少子化により継続して減少傾向）。スコープを狭くして語る事で、抵抗感が減ったりしないかしら。）
• 源田 泰之

  ソフトバンク株式会社 執行役員　人事本部長

  ・2020年12月08日

  1名1台のタブレットやPC配布のGIGAスクール構想でも、全員教室に集合が基本構想なのですね。
  学びの多様化を考慮するとオンラインとオフラインの良いところを活かしたカリキュラム設計に期待したいです。
• 橋本 賢二

  キャリア教育研究家

  ・2020年12月09日

  GIGAスクール構想はソフトだけでなくハードが壁になっているとの指摘です。
  
  確かにハードは旧来型のままで、改修しながら何とか使ってきています。学校機能を維持したままの建て替えは時間がかかるので30人学級で対応する方が効率的ですが、そこには人件費だけでなく（質を維持した）教員の確保という問題もあります…。
  
  ソフトもハードも自前主義から脱却するなどの工夫が必要です。