トヨタが3メガバンクと「製造業支援ファンド」を設立する狙い
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金融危機やリーマンショックなど経済危機のたびにトヨタの底力が際立ちます。あの力強さは何なんでしょう。
本件、自動運転やEV化などの先端技術はオープンイノベーションで対応するということの一環なのでしょうか。
ずいぶん前になりますが、トヨタの生産現場の方々と接する機会がありました。現場の皆さんのカイゼンなどに対する取り組み姿勢などは、ある意味の凄みを感じるものでした。あれは、長期の安定した雇用関係を前提にした社内の濃密なコミュニケーションの積み重ねがあって初めて成り立つもので、オープンイノベーションの世界とはまた全く異なるものだと思い返します。
現場力の強さに加え、オープンイノベーションがかみ合ってくると、さらに恐ろしい会社になりますね。いよいよCASE革命がサプライヤーを直撃する10年が訪れると言うことだ。ソフトウェアが成長のコアとなり、ハードウェアの付加価値が伸び悩む。内燃機関から電動PTへの移行が加速度的に進む。一次サプライヤでも相当苦しいが、二次、三次ではモノづくりを維持するためへの再編や事業転換への支援が不可欠となるだろう。
スパークスの阿部社長やIGPIの冨山氏が指摘するように、ファンドの設立だけでなく、このコロナ禍でも黒字、テレビCMに積極的に出演するなど豊田社長はギアが変わった感じがします。