[7日 ロイター] - 米民泊仲介大手のエアビーアンドビーは7日に規制当局に提出した文書で、ナスダック市場で予定している新規株式公開(IPO)の仮条件レンジを1株当たり56─60ドルに引き上げた。売り出し株式数は5160万株で、最大調達額は30億9000万ドルになる。

従来の計画では売り出し株式数は5190万株で、仮条件レンジは1株当たり44─50ドルだった。

IPO価格が引き上げ後の仮条件の上限に決まった場合、オプションなどを含めた完全希薄化後の評価額は418億ドルとなる。

これは、米国での新型コロナウイルス流行の初期に当たる4月に実施した資金調達ラウンドでの評価額180億ドルを大幅に上回る水準。2017年に行った、コロナ禍前の最後の資金調達時の評価額310億ドルも上回る。

同社は、新型コロナ流行直後に旅行者の激減で苦戦したものの、ロックダウン(都市封鎖)緩和後にはホテルではなく民泊を利用する旅行者が増え、第3・四半期に予想外の利益を計上した。