東大元学長の有馬朗人さん死去 90歳
NHKニュース
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注目のコメント
湯川秀樹や朝永振一郎(敬称略)が存命だった頃の理論物理学者ならではと感じるコメント。ご冥福をお祈りいたします。
>引用
『有馬さんは平成17年の新聞社への寄稿で「物理学者としてノーベル賞を受賞してこそ認められるが、研究以外のいろいろなことをやり、学問を究められなかった」と振り返っていて、政治や行政に携わったことは「人生の痛恨事」だったと語っています。』末は博士が大臣か、という言葉がありますが、博士も大臣もされた傑物で、しかもノーベル賞レベルの研究成果と総理大臣レベルの行政力、政治力を発揮された人でした。驚くべきは今月4日のNHKのインタビューに頭脳明晰、矍鑠と答えられていたことです。いろんな意味で潔い方でしたが、誰の手も煩わせず、さっと天国に行かれました。最後の最後まで、すごい人生だと思います。合掌。