【鈴木啓太】「努力は運を支配する」という言葉の先にあるもの
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今回の「努力した先に何が残るのか」という点も含め、全体を通じて鈴木さんの熱量に圧倒されました。ただ、ウンチを提供してくれたアスリートなど周りの支えがあってこそは間違いなく、個人の努力の結果だけではないだろうなとも思います。少しカメラを引いて、その辺りをもう少し聞きたかった気がします。
元サッカー日本代表・鈴木啓太氏の連載第7回(最終回)です。
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元サッカー日本代表の鈴木啓太氏が立ち上げた、アスリートの腸内細菌を研究するバイオベンチャー「AuB」が企業から熱視線を浴びている。
2019年9月には、大正製薬と三菱UFJキャピタル、個人投資家から総額約3億円の資金調達に成功。2020には、読売ジャイアンツとの選手の栄養サポート分野での取り組み、京セラらとの共同研究をスタートさせている。
サッカー界からビジネスの世界に飛び込み、創業から5年。ゼロから切り開いてきた道のりを支えた、その熱源とは。(全7回)
■第1回 元日本代表が「うんち、ちょうだい」と奔走する理由
■第2回 非エリートが夢との距離を縮める方法
■第3回 過酷な世界で生き残り、組織で必要とされる人材とは
■第4回 「知恵と勇気」オシムの言葉で勝つ
■第5回 決断に「もしも」はない。選んだ道を正しくするだけ
■第6回 空中分解、資金枯渇、倒産がチラつく苦境続きの起業
■第7回 「努力は運を支配する」という言葉の先にあるもの鈴木啓太氏のインタビュー記事の最終回は夢の実現についての話。
"かつて、高校1年生の冬に「29歳の2010年にワールドカップに日本代表として出場して優勝する」という目標を抱き、そこに向かって逆算していったように、今も明確な将来像を抱いています。
引退会見のときにも話したことですが、クラブを経営したい。その思いは今も変わっていません。"
高校時代に描いた夢を「日本代表になる」という形で実現させてきた彼の次の目標はクラブ経営。そこへ至る一歩目としての今のスタートアップ経営も着実に彼の青写真に描かれている事と思う。「努力は運を支配する」、そしてその先にある夢の実現にむけて彼の挑戦から目が離せない。