【鈴木啓太】元日本代表が「うんち、ちょうだい」と奔走する理由
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大昔のコンサルタント時代、元社会人野球監督から「選手の調子はウンコを見て判断する」と聞いたことがあります。そこまでするかとよく記憶に残っていますが、今や腸が脳並に重要であることは常識になりつつあります。きっかけはどうであれ、素晴らしい着眼と思いますので今後の展開に期待です。
注目のコメント
AuBのすごいところは、(1)相当な有名人にも関わらず鈴木啓太さんがとにかくどんな相手に対しても丁寧に謙虚な姿勢であること、(2)AuBが物販で売上を追求するのではなく、しっかりと腸内コンディションの改善に関して徹底したR&Dフォーカスの姿勢を明確化していること、の2つにあると思っています。
必ず成功してほしいスタートアップですし、スポーツ選手のセカンドキャリア問題に対しても、こうした本物のベンチャー、起業家の成功が一番の薬になると信じています。新年最初の「仕事の哲人」は、元サッカー日本代表の鈴木啓太氏です。本日から7日連続で公開します。
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元サッカー日本代表の鈴木啓太氏が立ち上げた、アスリートの腸内細菌を研究するバイオベンチャー「AuB」が企業から熱視線を浴びている。
2019年9月には、大正製薬と三菱UFJキャピタル、個人投資家から総額約3億円の資金調達に成功。2020には、読売ジャイアンツとの選手の栄養サポート分野での取り組み、京セラらとの共同研究をスタートさせている。
サッカー界からビジネスの世界に飛び込み、創業から5年。ゼロから切り開いてきた道のりを支えた、その熱源とは。(全7回)
■第1回 元日本代表が「うんち、ちょうだい」と奔走する理由
■第2回 非エリートが夢との距離を縮める方法
■第3回 過酷な世界で生き残り、組織で必要とされる人材とは
■第4回 「知恵と勇気」最重要の戦いに勝たせたオシムの言葉
■第5回 決断に「もしも」はない。選んだ道を正しくするだけ
■第6回 空中分解、資金枯渇、倒産がチラつく苦境続きの起業
■第7回 「努力は運を支配する」という言葉の先にあるもの