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これはMy picksとして取り上げておかなければならない。鳥居先生による過日の炎上Nat Commun論文についての解説。データは読み取りたい人の意図に応じて分析可能。
今指導している博士学生はみんな女性なので、ドキドキしながら記事を開けたら、内容は、「女性教授が指導すると女性研究者は伸びない、と結論づけた論文に対する批判」だったので、ホッとしました。元の論文を読んでいないのですが、研究自体はサイテーションデータベースを分析した面白いもののようですが、このようなセンセーショナルな結果を提示する割には、穴だらけであまり強固な論文ではなかったようです。研究者は普段からこういう穴を探す訓練をしているはずなのに、査読で通ってしまったのはなぜなのでしょうね。
原文を読んだ感じですが,ミスリードに感じます。
解析によると確かに記載の通りの結論になっていますが (手法が正しいかは置いておいて),著者の意見は記事通りではないのではないかと。
著者は現状,男性メンターのほうが女性メンターに比べてリソースへのアクセスなどに関して様々な特権があるために,被指導者(プロテジェ)へのサポートを強くでき,その結果プロテジェが成功するのではないかと述べています。
そして,現在の男女共同参画政策では女性を科学界に留めることに偏重しているが,より長期的に女性科学者の科学界へのインパクトを最大にするような政策が求められると述べています。
これは若手女性科学者が女性メンターを選ぶべきでないと言っているわけではなく,女性メンターと男性メンターの間に存在している差を減らすことも重要ではないかと言っているのだと思います。
なので,この論文は現在存在している男性メンターと女性メンターの間の格差に警鐘を鳴らすものであると思います。
記事のような結果だけをまとめた書き方をしてしまうと,女性科学者への偏見を助長してしまう。
不思議な論文ですね。成長するかは、性別関係なく本人次第ですし、いい指導者になれるかも、指導者自身次第だと思います。