中国大手EC京東(JD.com)傘下の「京東物流」が2021年に上場か 評価額は4兆円を超える見込み
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京東JDがいつのまに中核子会社を次々と上場へ...(驚)
・JD.com(本体/EC) 14兆円
・JD物流(物流) IPO申請中 4兆円(?)
・JD健康(ヘルスケア) IPO申請中 3兆円(?)
・JD数科時代(元金融部門) Bラウンド評価額 2兆円
京東物流には、Sequoia、Legend Capital、Hillhouse等のTop Tier VCも投資しています。
特にSequoiaはJD本体を苦しい未上場期から支えてきただけあってか、子会社案件にも殆ど顔を出している印象。現在中国第2位の総合型ECサイトとして地位を確立してる京東の物流業務を担当する会社が京東物流です。
京東はアリババとは異なり、アマゾン型ビジネスモデルとして、自社モール内に京東名義で商品を販売するオンライン直営店モデルを採用しています。
京東がユーザーから評価されている最大のポイントは自社独自の物流網を中国全土に張り巡らせており、配送スピードが速いことにあります。
2010年に既に開始した「211限時達」という配送サービスでは、午前11時までに注文した商品は、その日に配送できることを保証しています。
それ以外に「当日逹(購買当日に届ける)」、「次日逹(翌日に届ける)」、「隔日逹(翌々日に届ける)」、「急速逹(2時間内に届ける)」、「京準逹(指定の時間帯に届ける)」などのサービスも提供しています。
また、京東は2007年から自営の物流業務を発足し、2017年4月に物流業務を独立させ京東物流集団を設立しております。JD.comの時価総額は約14兆円。都市部での物流評価が高いEC2番手だが、その物流子会社が時価総額4兆円ほどが想定されているというのが、それを示していると思う。