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一応、核融合研究者の端くれです。

HL-2Aは素晴らしい実験成果を挙げている装置なのは間違いないのですが、これは「人工太陽」ではありません。
なぜならば、重水素ートリチウムの核融合反応(DT核融合反応)は起こしてないのです。
DT核融合反応をともなうプラズマこそ、人工太陽なのです!

今年度末には我が日本が誇る世界最大の超伝導高温プラズマ装置JT-60SAも稼働を開始しますが、これも「人工太陽」ではありません。
なぜならば、JT-60SAでもDT核融合反応を起こさないためです。

人工太陽は鋭意フランスで建設中のITERなのですが、実は来年、ほんの数秒だけ人工太陽を生成する実験がイギリスで計画されています。
この装置はJETと呼ばれるのですが、これは1997年に人類史上初めて人工太陽を出現させた装置なのです。
ここ20数年のプラズマ研究の成果に基づき装置のアップグレードを重ね、遂に来年、再び人工太陽をほんの少しだけ出現させます。
ITERで計画している10分弱の人工太陽を創りだすうえで、貴重なデータが得られることが期待されます。

http://tokamaktales.blogspot.com/2020/07/turning-jet-back-on.html
おめでとうございます

ITERとしては、こうした国家レベルの核融合装置の稼働が続いている事を嬉しく思います

それぞれの装置の持つ特徴を活かした実験/研究を最終的にITERへフィードバックし、そしてその先に原型炉が出来る道を目指したいと思います。