オリンパス、米Veran Medical Technologies社を312億円で買収

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注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2020年12月05日

  会社HPをみると、気管支専門の内視鏡領域に見える。挿管・施術を簡単にする3Dソフトウェアあたりに特徴がありそう。
  内視鏡はオリンパスが強い軟性内視鏡というクネクネ曲がるタイプ（口・鼻・肛門といった穴から挿入）のものと、硬性内視鏡という曲がらずに体に穴をあけて挿入するタイプの二種類がある。様々な手術などをするために先端に器具を付けて、そこも儲けの源泉。こちらの会社はHPをざっと見る限りは軟性なに見え（一部の器具の先端だけそういう可能性もあるが…）、オリンパスの技術に親和性がありそう。自社で内視鏡本体までやっているのかは分からず。
  https://www.veranmedical.com/
  
  下記がリリースで、売り上げは約30億円・営業損益-12億円。でもニッチな領域でスケールさせることができる技術を持つ会社は未来が大きい。過去の成長率やほかの技術との優位性などを理解している領域ではないが、戦略的にはとても合理的に見え、また大型買収よりこういった規模のものを重ねて成長させる方が、絶対良いと思う。
  https://www.olympus.co.jp/news/2020/contents/nr01961/nr01961_00000.pdf