東証4日ぶりに反落、58円安 ワクチン供給半減で心理悪化
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日経平均株価は58円安で4日ぶりの反落となっています。
米国株はNYダウが85ドル高と3日続伸したものの、ファイザーが当初の出荷量目標を引き下げワクチン期待が後退した上、103円後半の円高となった為、今朝の東京市場は利益確定売りから反落、100円超下落して始まりました。
3日続伸後の週末で、今晩に米雇用統計を控えることもあり、様子見気分は強く、前場の間に163円安まで下げる場面もありましたが、後場は下げ渋って引けています。
半導体関連など電機株が軟調だった一方、出遅れの鉄鋼や自動車株は堅調で、TOPIXは僅かなプラスで4日続伸です。
週を通せば106円高とわずかながらも5週続伸、水曜に26900円近くまでありましたが、一服となりました。
来週は週末が先物オプションSQで火曜にGDP改定値が出ます。
中国で貿易統計、欧州でECB理事会もあります。
イギリスでワクチンの接種開始も予定されていますが、ワクチンや感染増を巡るニュースフローで一喜一憂はありそうです。
国会も閉会し、3次補正・経済対策に関心が向きそうです。
好需給から27000円を伺う展開と観ています。