排ガスがジェット燃料に? 東芝・ANAなど、カーボンリサイクル事業を検討

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P2Cプロセスのイメージ図(出所:東芝エネルギーシステムズ)
P2Cプロセスのイメージ図(出所:東芝エネルギーシステムズ)

東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)、東芝(東京都港区)、東洋エンジニアリング(千葉県習志野市)、全日本空輸(ANA/東京都港区)など6社は12月2日、産業設備などから排出されるCO2をジェット燃料に再利用する「カーボンリサイクル」のビジネスモデルの検討を開始すると発表した。

今後、各社が持つ知見・技術、プラント設備などを活用し、「持続可能なジェット燃料(SAF)」を供給するサプライチェーンにおける課題抽出や将来のビジネスモデルの検討を共同で実施する。具体的には、産業設備の排出ガスなどから分離回収したCO2を原料として、再生可能エネルギーと水素を用いたSAFを製造し、フライトまでの供給サプライチェーンの上流から下流まで、一気通貫した検討を行う。

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