銀行の人員削減、世界で8万5000人突破-2015年に迫る規模
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注目のコメント
対岸の火事ではない。同じような構造的逆風をモロに受けていることは日本の銀行も全く同じだが、特に労働者保護が強い日本ではリストラは容易ではない。
また給料もおしなべて高い・・・これは欧州の銀行に勤務してロンドンにいた時に思ったのだが、欧米銀行は職種による給料格差がハンパない。つまり一般のテラーなどの業務はとても安い。日本はここまで格差が大きくないから逆に厄介だ。レガシーバンクは支店を抱えているため人件費コストが高い。レガシーなシステムを運用しつづけているため、システム運用費も高い。それでいて、サービスはどんどん劣化しています。顧客目線での商品やサービス開発がない。
チャレンジャーバンクは支店をもたず、クラウドやAIを活用しているためもろもろのコストが安い。元々が「あなたの銀行」をテーマにしているため、顧客視点で革新的なサービスを次々に開発しています。
これまでの資産を捨てられず、従来のビジネスモデルから脱却できないレガシーバンクはきびしい。日本の場合は銀行本体の退職を早めて採用の人数を絞っています。まだ過去の合併による重複も無くなっていないのでバックオフィスや支店の人海戦術を効率化、自動化することによるリストラが多いです。銀行ではリストラの聖域は無いと言う人もいますが、最終的には稼いでいる部署や海外拠点は大きくはリストラしないでしょう。