[ブラジリア 2日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局、汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は2日、米州における11月の新型コロナウイルス感染症による死者が前月末から約30%増加したと明らかにした。

さらに、北米では1日当たりの新規感染者数が過去最多の増加ペースになっており、米国では入院者数がこれまでの最多、カナダでは遠隔地の先住民地区で感染が拡大していると警鐘を鳴らした。

南米ではブラジルの複数州で過去数週間、感染拡大が確認される一方、アルゼンチンでは減少が続いているとした。