米、今後数カ月「厳しい」局面に ワクチン巡りなお課題=FRB議長
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米国に限らず日欧も含めて、ごく足元のデータで気になるのは、以前の大規模な財政支援や経済活動の抑制策の結果として家計に大きく積み上がった貯蓄が、予想以上に早く取り崩されているのではないか?という可能性です。
そうだとすると、当初の懸念よりは早いペースでの消費の回復に寄与した一方、今後は財政支援策が徐々に終了する下で、これまでのような下支え要因にならないことが考えられます。
ワクチンが国民に広く均霑し、感染拡大のリスクが低下することは、家計や企業のマインドを顕著に改善するとは思いますが、それに伴うユーフォリアが長続きするかどうかには不透明性も残ります。