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イラン国営ファルス通信によれば暗殺はリモコンによる自動射撃で行われ、ファクリデザ氏夫妻の乗っていた車は護衛車両3台に護衛されていたものの、何らかの異常があり車列は停止。
その瞬間150m先に停車していた小型車から数発の発砲があり、3発がファクリデザ氏に命中したとしています。
尚証拠隠滅の為小型車は自爆したとのことなので、この報道のように凶器がイスラエル製と特定するのは難しいかと思います。

一方で自動射撃ではなく、国外で訓練を受けた12名の暗殺者集団の待ち伏せ攻撃により殺害されたとの報道もあり、実際は本当のところ確かなことは分かっていません。
正直自動射撃という報道は運の要素が強すぎて暗殺計画としては雑に感じるのも事実ですし。(走行中の車両を都合よく自動機銃の前に停められるのか?とか)

また暗殺されたファクリザデ氏ですが、彼は単なる核技術者ではなく、革命防衛隊の准将の地位にあり、メンツを潰されたイラン革命防衛隊はイスラエルへの報復を叫んでいるとの報道もあります。

いずれにせよイスラエルの息のかかった犯行というのは確かだとしても、百戦錬磨のモサドがハッキリとした証拠を残すことは考えられないですし、イランも正確に事実を報道することはないでしょうから、真実は闇の中です。
そして、この状況でクシュナーがサウジカタールへ。
https://www.axios.com/kushner-visit-saudi-arabia-qatar-gulf-crisis-121cb422-ef27-4174-914c-ef8666972ab5.html
遠隔操作の手口に何かヒントがありそうです。前にイラン核施設の遠心分離機の動作を狂わせた話がありました。NYTimesなどは、イスラエル犯行説を報じましたが、証拠はなかったと思います。

数年前、来日したアメリカのテロ分析家にこの時の話を聞くと、イスラエルとは断言しませんでしたが、サイバー攻撃と思われた誤動作のウイルスは、意外にもUSBにより内部まで持ち込まれ、感染した疑いがあるとのことでした。

今回は、遠隔操作にも銃器の持ち込みは必要で、イラン国内に協力者がいるのではとも思わせる事件です。
こういうニュースを読むと、イスラエルもそれなりのテロ国家だと認識します。
アメリカの理論を鵜呑みにし過ぎて、イスラム教は悪=テロ、イスラエルは善という短絡的な理解ではいけないと自戒します。

殺害の仕方も恐ろしい。


殺害は遠隔操作による自動式機関銃を使って無人で行われ、3分間で完了していたと伝えた。
イランの反イスラエル、反米感情が高まる中、バイデン政権でのイラン核合意への復帰可能性には大きなブレーキ。
【国際】記事を読んで映画『ゴッドファーザー Part 2』でソニーが射殺されるシーンを思い出した。殺意を抱き、準備さえできてしまえば、ああいう感じの射殺が、現在は無人でいくらでもできてしまう時代なのだな、と。

“If anything in this life is certain. If history has taught us anything. it’s that you can kill anybody.”
(この世で確かなことがひとつだけある。歴史もそれを教えてくれている。人は、殺せる)。