[ロンドン 30日 ロイター] - 英銀ロイズ・バンキング・グループは30日、次期最高経営責任者(CEO)にHSBCのウェルス・パーソナルバンキング事業のCEOであるチャーリー・ヌン氏を迎えると発表した。

ロイズ銀の現CEO、アントニオ・オルタ・オソリオ氏は7月に来年退任する意向を表明した。

ロイズ銀はすでに多額の貸倒引当金を計上しているが、アナリストは政府の雇用・企業支援策が来年終了すれば、他の英銀とともにさらなる痛みに直面すると指摘する。

ヌン氏は、コンサルティング会社マッキンゼーでコンサルタントとして働いた後2011年にHSBCに入行。今年、クインCEOによる経営陣刷新で現職に就任したばかりだった。

HSBCは、ヌン氏の後任に英銀行事業の責任者ヌノ・メイトス氏が就くと発表した。