カンボジアで不動産投資を始める3つの魅力

不動産投資を始めようと考えている人の中で、海外での不動産投資を視野に入れている人も少なくありません。数多くの国の中から、現在経済成長中のカンボジアで不動産投資を検討している人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、そんなカンボジアで不動産投資を始める魅力についてご紹介していきます。今後、海外で不動産投資を始めたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

カンボジアの経済成長から見える魅力とは

カンボジアは、インドシナ半島の南西部に位置しているアジア諸国の一つで、国土面積は日本の約半分だとされているほどアジアの中でも比較的小さい国です。小国でありながら、1991年以降のGDPの成長率が年平均で7%台となるほど高い成長を続けています。

昔は「アジアの最貧国」とも呼ばれていた

内戦が終結した1991年以降、GDPの成長が著しいカンボジアはかつて「アジアの最貧国」と呼ばれていました。これは、1970年代から80年代にかけて長期の内戦が行われていたためです。その内戦によって経済に大きな痛手を受けたのですが、1991年にパリ和平協定が結ばれ内戦が終結したことで、政治・社会的にも情勢が安定し経済が成長をするきっかけとなりました。内戦が行われていた時代は、都市部に住んでいる住民までも農村部へ強制的に移住させられ、農業に従事させられていたことからカンボジアのGDPの5割ほどが農業となり、低所得の原因とされていました。しかし、内戦も終わり政府が積極的な外資誘致を始めたことで、農業よりも高付加価値な産業へ構造転換が行われたのです。その結果、アジアの最貧国から脱却することができたとされています。

現在のカンボジア経済の動向

現在のカンボジア経済は、主に観光業と縫製業が牽引している状態です。カンボジア観光と言えば、1992年にユネスコ世界文化遺産にも登録された「アンコールワット」が有名です。文化遺産に観光客が訪れるようになり、数多くの外資系ホテルがカンボジアに進出したことで観光インフラ整備も進められていきました。観光客も2000年は46万人ほどだったのが、2018年には620万人ほどにまで増加しています。10倍以上も観光客が増加していることもあり、観光業による収入も大きく拡大し2017年には2000年の16倍となる43憶3800万ドルを達成しています。縫製業に関しては、アメリカや日本、ヨーロッパなどの市場に対しての衣料品などの多くの品目の輸出関税が免除となったこともあり、比較的労働コストが低いカンボジアで外資系企業の縫製工場が次々と立ち並ぶようになりました。こうして縫製業が現在のカンボジア最大の製造業へと発展していったのです。

人口増加による成長性の期待度が高い!

現在、数多くの国で人口減少や少子高齢化が進んでいる中で、カンボジアは人口増加による成長性も期待されています。カンボジアの人口推移からその期待度を見ていきましょう。

カンボジアの人口推移

カンボジア国民の平均年齢は24歳ほどとなっており、他の諸国に比べても非常に若いことが分かります。30歳以下の国民が全体の4割も占めていることもあり、今後経済を担っていく世代が充実しているとされています。また、人口の推移としてもカンボジアの総人口が2030年には1,900万人以上となり、さらに2050年には2,200万人以上となる見通しが立っています。このような人口推移から、国連は高度経済成長が継続しやすい「人口ボーナス期」が2045年まで継続する予測をしています。

不動産投資をしやすい条件が揃っている

カンボジアは、今後も経済成長が期待できる国であることは分かりました。それに加え、カンボジアでは不動産投資をしやすい条件がいくつか揃っています。

米ドルの流通で為替リスクが低い

カンボジアでは「リエル」という通貨が流通していますが、都市部では米ドルも流通していることから街中で米ドルを使用できます。以前行われていた内戦の影響から、現在でも国内通貨であるリエルはあまり信用されておらず、当時から米ドルが一般的に使用されてきていました。米ドルが使用できるということは、不動産投資を行えば米ドルでの家賃収入を得ることが可能です。米ドルはその国にある自由通貨よりも為替リスクが低いことから、不動産投資がしやすい条件の一つとして挙げられるでしょう。

居住していなくても銀行口座の開設がしやすい

通常、海外で不動産投資を行う場合、現地で銀行口座を開設しなければなりません。しかし、海外の銀行口座を開設するためには言語の問題が立ちはだかります。カンボジア国内でも大手銀行とされているプノンペン商業銀行であれば日本語デスクを持っている支店が存在し、日本語デスクを頼ることで言語に不安があっても問題なく銀行口座の開設ができるでしょう。

海外送金も比較的手軽に行える

現在、あらゆる国で海外送金に関する規制が厳しくなっていますが、カンボジアでは海外送金に関する規制はそこまで厳しくなっていません。過去の内戦終結後、外資に頼ってきた背景があるためだとされていますが、海外送金に関する規制がそこまで厳しくない点も、カンボジアで不動産投資がしやすい条件となっています。

カンボジア不動産投資 | まとめ

カンボジアは今後も経済成長率が高く、継続する見込みのある国とされています。また、不動産投資がしやすい条件もいくつか揃っており、今後の情勢から考えてみても非常に不動産投資に向いている国だと言えるでしょう。海外で不動産投資となると、やはりそれだけリスクも高まりますが、その分メリットも十分に期待できます。アジア諸国での不動産投資をするのであれば、ぜひカンボジアも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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