「夜に駆ける」大ヒットの要因──YOASOBIの2人が語った、サブスク時代のアーティスト像

コメント

注目のコメント

• 赤羽 宏之

  株式会社サーキュレーション マーケティング部長

  ・2021年01月01日

  これはすごい。ここまで綿密なプランニングであてにいってるとは思わなかった。いける！と思って当たった一例なのかもしれないが、sns発で狙いにいってそれなりに当たったものはそこそこあるが、レーベルがここまで入り込んで当たったものは数少ない気がする。
  
  まず、niziuもそうだけど、しっかり狙ったものがsnsを通してマスっぽいものに入っていく、明らかに拡散していく時代になっている。プロデュースの仕方に時代が追いついてきたのか、プロデュースがデータビジネスにこなれてきたのか。
  
  次に、余白を残さないというトレンドの読み方だ。確かにこれはSDGsもそうだが、明らかに社会性を、露骨に出したものが世界観を主張したものが、受け入れられる時代になったと思う。綿密なディテールを語り尽くす、それを読むヒトが読んでほどよく翻訳して、共感した人が原典を読んで共感する、まさに今時のD2Cの世界観マーケティングと呼ぶべきものの本質を突いている気がする。とにかくこだわりは徹底的に細かく追求する、その想いこそが伝わるのだ、言葉にしたそのディテールが。