小説版「鬼滅」が本の年間1位に オリコンのベストセラー
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注目のコメント
『鬼滅の刃』、倒されていく鬼一人ひとり、剣士一人ひとりのバックグラウンドも丁寧に設定して、それを交互にみせながら、大きな物語が進行していく。しかもアクションは、マトリックスを思わせる派手さ。
このあたりがヒットの理由かなあと思って、ノンフィクションでもこういうのできないかな、と思ってる・・・・。群像劇のバックグランドをみせながら大きな物語を書くというのはやっているけど、あとはアクションかーー。この話、4月に記事にしています。要は、中身より売り方ということです。
『鬼滅の刃』小説版がジャンプ史上最速で100万部を突破した理由 装丁を刷新し、ナンバリングを廃止 #POL https://president.jp/articles/-/32992
われわれは「良作が売れる」と思いがち(そう思いたい)ですが、実際には「読者が欲しいもの」が売れます。読まなければ、良作とはわかりませんから。もちろん良作でなければ売り続けることは難しいのですが、勘違いは禁物ですね。ノベライズで初めて「小説」に触れる人もいるでしょう。
児童文庫版も出ており、こうしたビッグタイトルから、シリーズへの定着が期待されているはずです。
すでに、映画界に逆風が吹く中、観客動員数のべ2000万人と、「映画人口」を増やしました。