極秘会談も実施? イスラエル、サウジがバイデン氏けん制 「イラン接近」を懸念
毎日新聞
2020/11/29 18:58(最終更新 11/29 18:58)
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中東での米国の同盟国で、イランと対立するイスラエルとサウジアラビアが、バイデン次期米大統領がイランに接近するのではないかとの懸念を強め、米国の政策転換を抑止するためのメッセージを発し続けている。国交のないイスラエルとサウジの両国間ではネタニヤフ首相とムハンマド皇太子が極秘会談したとされ、サウジにはイラン問題のほかにも米国を巡る別の思惑があるとみられる。
「以前の核合意に戻ってはならない。イランが核兵器を開発しないことを保証するために妥協のない政策を維持する必要がある」。イスラエルのネタニヤフ首相は22日、次期米政権に言及しながら、こう強調した。トランプ米政権が脱退したイランとの核合意に、次期米政権が復帰するとの臆測に対する「警告」だ。
イスラエルや米国のメディアによると、…
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