アーモンドアイがジャパンカップ優勝 コントレイル、デアリングタクト抑え
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競馬はギャンブルでもあるけれど、それ以上にロマンがたくさん詰まっています。
一つのレースに出走する一頭の馬にしてもたくさんのストーリーが背景にあります。
騎手、調教師、調教助手、厩務員、蹄鉄師、生産牧場、馬主、そしてファン。
その馬や、その馬の親世代と重ね合わせたり、親の雪辱を晴らしたり。
上に挙げたものも数多あるストーリーのごくごく一部に過ぎないです。
人と馬という数百年(あるいは数千年?)の関係性をもってしても、
生き物として異なるため、100%の意思疎通はできない。
それでも、誰よりも速くゴールを駆け抜けるためだけに人馬一体となって走る姿を美しい以外の言葉で形容できるでしょうか。できません。
勿論、他の競艇や競輪などの公営ギャンブルや何ならパチンコにだってストーリーはあるでしょう。
ただ、私は競馬が大好きです。毎週見れないこともありますが、それでも、競馬は本当に大好きです。
競馬はいつだって美しい。
注目のコメント
アーモンドアイお見事!ローテや距離適性、牝馬限定レースでの実績積みにあれこれ言う人はいますが、天皇賞(秋)2勝に、JC2勝、海外G1勝ちという実績だけでも歴史的名牝でしょう。そして無敗三冠馬2頭相手に逃げずに迎え撃ったこのレースでその評価を揺るぎないものにしました。3歳でJCを世界レコードで圧勝した衝撃から2年…色々ありましたが本当に夢と希望を与え続けてくれたスターホースでした。お疲れさまでした(父ロードカナロアこそ日本競馬史上最強馬と考える一ファンとしても、とても楽しませてもらいました。この馬が新馬戦で負けるのだから競馬は面白いです)。
そしてコントレイル、デアリングタクトも誇りを保った熱い走りでした。正直3歳世代のレベルを疑っていましたが、カレンブーケを物差しにすれば古馬トップレベルのフィエールマンやクロノジェネシスあたりとも良い勝負が出来そうです。今日は相手が悪かった。それでも最強牝馬に堂々と挑んだ走りは来年以降に希望を持たせるものでした。
ボクシングもそうですが、本当に強い馬同士のぶつかり合い、ファンが本当に見たいレースの実現こそが、さらに競馬を盛り上げますね。出馬表を見てワクワクして、レース後に満足感があってのは、ウォッカとダイワスカーレットの天皇賞以来かもしれない。
3頭のどれが勝ってもケチは付かなかっただろう。何よりこのレース参戦してくれた3頭の関係者に感謝したい。
今後、2度とないレベルのドリームメンバーによるドリームレースだった。思わず叫んだし、鳥肌が立った。しばらく語り継がれる名レースではなかったでしょうか。
スタート前のフランスからの招待馬ウェイトゥパリスのゲート嫌々から、カリカリする馬が出るかなと思ったら、キセキがスタートピッタリ合って浜中の渾身の大逃げ、有力馬も全部好スタートでグローリーヴェイズもコントレイルも絶好の位置での先行など直線に入るまででも、たくさん見所はあったんですが、直線に入ってからのアーモンドアイとルメールが凄かった。
府中専用とか相手に恵まれすぎとか言われてましたけど、そういう雑音を吹き飛ばす圧倒的な勝利。
デアリングタクトとカレンブーケドールの牝馬同士の3着争いも熱かった。
本当に良いレースでした。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。