【要チェック】大型上場、ワクチン開始「激動の12月」が始まる

NewsPicks 金融ジャーナリスト

翌月の重要ニュースを展望する月間企画「マネーカレンダー」は今回、2020年のしめくくりとなる12月を取り上げます。

12月は、「良いニュース」と「悪いニュース」が入り交じった状況で迎えることになりそうです。

新型コロナウイルスのワクチンは、接種開始への期待が高まり、アメリカ大統領選挙の混乱も落ち着きつつある中で、アメリカの株式市場は過去最高値を更新しています。

株式市場の落ち着きもあり、12月には、民泊サービスの米エアビーエヌビー（Airbnb）や、フードデリバリーの米ドアダッシュ（DoorDash）など、大型の新規株式公開（IPO）も見込まれています。

その一方、日米欧ではコロナの感染拡大が深刻になりつつあり、欧州各国では厳しい行動制限が続き、日本でも外食や旅行業界などへの打撃が懸念されています。

INDEX
☑️英・独でロックダウン解除予定
☑️ワクチン、12月11日にも提供開始
☑️エアビー、ドアダッシュがIPO
☑️どうなる？東京ドーム買収

英・独でロックダウン解除予定

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Oh Tesun
NewsPicks 金融ジャーナリスト
・2020年11月30日
2020年の終わりまでに予定されている主な経済・政治イベントをまとめました。
コロナワクチン提供開始、米大手IT企業のIPOラッシュといったポジティブがニュースが見込まれている一方で、コロナの急激な感染拡大や自粛要請という不安要素もあります。
経済の動きを先取りする株価は好調ですが、個人の生活面では厳しい時期がしばらくは続きそうです。
中島好美
事業構想大学院大学特任教授
・2020年11月30日
2020年もあと一ヶ月。
まだまだいろいろな出来事がある。
目を離せないこの一ヶ月のカレンダー、　ぜひ読んでみてください。
永濱利廣
第一生命経済研究所首席エコノミスト
・2020年11月30日
カレンダーに含まれないもので注目しているのは、第三次補正予算の内容です。
メニューもさることながら、足元の日本のデフレギャップに基づけば、真水で30兆円以上必要が必要になるでしょう。