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エチオピア政府の公式発表では、11月初めに始まった戦争は、1か月かからずに州都を制圧したことで決着がつきました。しかし、TPLF指導部は明らかに潜伏しており、当面はゲリラ戦が続くと考えられます。
ただ、現代ではゲリラ戦の継続は難しいかもしれません。エチオピアは、1970年代から、少数民族によるゲリラ戦が絶えない国でした。しかし、今のエチオピア政府は、隣国の一つ、エリトリアとは和平を結んでおり、少数民族のゲリラが逃げ込める安全地帯がありません。補給も期待できません。
また、今回はエチオピア政府によるインターネットの操作が徹底していました。ネットで探しても、ティグレ人側の情報発信が非常に限られています。中国の技術的支援があってのことと思われますが、エチオピア政府くらいでも、インターネットを統制して、反政府運動に使わせないようにするくらいのことはできるようになりました。
こういう事態が予想されていたからこそ、アビー首相は就任後すぐにエリトリアやスーダンなど周辺国との和平や投資を決め、外堀を固めていたのだと思っています。ノーベル平和賞がどういう意図でアビー首相に授けられたのかわかりませんが、今回の紛争をむしろ後押しするひとつの力になったのではないでしょうか。
アフリカで内紛や対立が起こると、民族紛争とよく書かれるのですが、通常そのどれも政治対立です。政治は、すでに形成されているグループの支持をとりつけて支持者を集めるものだと思いますが、日本然り、産業、労組、宗教といったグループがアフリカの場合民族グループであることが多いのであって、対立の原因は民族の違いでなく利権、政治だと考えています。
当時与党を構成していたティグライ人のティグレ人民解放戦線は人口の6%あまりですが、メンギデス独裁政権を倒した実績や民兵25万と称する最大の武力を有し、実際には政治の主導権を握っていました。
アビー首相は人口の34%を占める最大民族のオロモ人のオロモ人民民主機構の出身で、ティグライ人の中にはオロモ人に政権を奪われたとの反感が強く、遂に総選挙の延期をきっかけに繁栄党から離脱、エチオピア中央政府の基地を攻撃したことから11月5日武力紛争に発展しました。
先にも述べたとおりティグレ人民解放戦線はエチオピア政府を打倒したこともあるほどの武力を誇りますが、実はその時はティグライ人に民族的に近い隣国エリトリアの独立運動と連携したものでした。
ところがその後両国は仲間割れし、長く国境紛争が続いていたのですが、アビー首相がエリトリアと和平を結んだことで、今回エリトリアはかつての同盟者ティグレ人民解放戦線側ではなくエチオピア中央政府側に回りました。
またティグライ州に隣接し、歴史的にティグライ人と関係が深い27%の人口を有するアムハラ人も政府側に周り、今回の紛争ではティグレ側が完全に孤立する形となっています。
こうした情勢に自信を深めたアビー首相はティグレ人民解放戦線に降伏を勧告。
ティグレ側がこれを拒否すると、11月26日にエチオピア北方軍の機械化師団がティグライ州の州都メケレに対する攻撃を開始し、29日の時点でこれを占領したようです。
ティグライ州北部は山岳地帯で、今後そこに篭ったティグレ人民解放戦線によるゲリラ戦が予想されますが、上記のような状況でほぼ完全に孤立した状態であるため劣勢の挽回は難しいものと思われます。
現在水面下でアフリカの地域大国ナイジェリアや、隣国エリトリア、スーダンによる仲介が行われていますが、あまりに呆気ないティグレ人民解放戦線の敗退を見るに、中央政府が優勢な形でティグレ側も和平の席につく可能性が高いと思われます。
それにしてもノーベル平和賞受賞理由だった隣国との紛争解決と国内民族の融和が、今回の紛争勝利の最大要因となったわけですから、皮肉といえば皮肉なものです。
https://www.bbc.com/news/world-africa-55001328