新興EV「小鵬(Xpeng)」の株価急上昇、自動運転技術に期待
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新興EV「小鵬(Xpeng)」の株価が5兆円を超えました。
同社の創業者「何小鹏」は42歳という若さで評価額が10億ドルを上回る2つの企業を立ち上げ、アリババも認めた著名な起業家です。
モバイルブラウザ企業「UCWeb」とEVメーカーの「シャオペン(XPeng)」の2社を立ち上げております。
前者のUCWebですが、世界市場シェア(モバイルブラウザの月間PVシェア)の17.42%を占めており、Apple サファリを上回り、世界で2番目に大きなブラウザとなっています。MAUは1.57億人です。小鵬汽車(Xpeng Motors)の詳しい日本語記事はこちらで読めます。テスラをベンチマークしつつ、第2のトヨタを目指しているという。
https://36kr.jp/94739/
(以下、一部抜粋)
小鵬汽車が上場前に行ったロードショーで提示された資料では、インベストメント・ハイライトの第1項目としてソフトウェアやコンテンツの定額サービス実施を挙げている。同社の公式データによると、小鵬のカーオーナーの約半数が、2万元(約31万円)の定額制を採用する同社の運転支援システム「XPILOT 3.0」を購入しており、今年6月には音楽のストリーミングサービスも定額制でスタートした。今後も多くのソフトやコンテンツがサブスクリプション形式で利用できるようになるという。
(抜粋おわり)
テスラよりも安い車両価格にも関わらず、購入者の半数が自動運転システムのサブスクリプションサービスを利用しているのは、EV販売後もリカーリング・レベニューが見込めるユニークな点ですね。
創業者の何小鵬氏のバックグラウンドがソフトウェアというのも興味深い。自動運転技術を盗んだとTeslaはXpengを訴えてましたが(よくあるパターン:スカウトした人材にコードをダウンロードして転職先に持ち込んでもらう)、先日のElonのTweet*で分かったのがもうその技術はどうでもいいと;Teslaはもう違う次元へ到達した。いまのTeslaはAWS前のAmazonと見ている。自動運転のBetaテスト終えたらAWS以上のインパクトがあるでしょうね。
*They have an old version of our software & don’t have our NN inference computer