北朝鮮「米刺激控えよ」と指示＝次期政権にらみ在外公館に―韓国情報機関

見出しにあるように、米国の次期政権をにらみ北朝鮮は発言を控えている。昨年以降、北朝鮮はバイデンさんと罵詈雑言を交わしたけれども、来年１月２０日以降は、バイデンさんとの対話を想定している。「戦略的沈黙」だろう。これまで米国は民主党が北朝鮮とのチャンネルを維持してきた。カーター元大統領、オルブライト国務長官、クリントン大統領、そして、オバマ政権時代のクリントンさんの訪朝のときのチャンネルなど、北朝鮮はバイデン次期政権に期待している。米朝協議再開、米朝合意への戦略を練っていることだろう。北朝鮮は米国の大統領選挙結果や開票状況、不正の有無について、一切の報道を自粛した。北朝鮮が今後４年間、交渉をすることになるのは次期大統領だから。