北沈黙の裏に「米を刺激するな」と厳命 トランプ氏の退任に不安感か

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• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年11月30日

  韓国国家情報院が最近の北朝鮮の沈黙の背景を説明した内容を紹介した記事。北朝鮮が沈黙しているのは、敗北濃厚であるトランプ大統領にエールを送る考えはないから。もしトランプ大統領を激励するなら「大統領選挙の不正」を追求するほかない。そうすればバイデン次期大統領を中傷することになる。次の４年間、バイデン次期政権との首脳会談、制裁解除、終戦宣言、連絡事務所設置の話をまとめたい北朝鮮は、バイデンさんとの「関係修復」のタイミングを検討しながら戦略的な沈黙を続けているのだろう。