ＤｙＤｏ、21年1月期利益予想を上方修正 「鬼滅缶」がヒット

［東京　２６日　ロイター］ - ダイドーグループホールディングスは２６日、２０２１年１月期連結業績予想を上方修正し、営業利益を１８億円から４３億円に、純利益を５億円から２５億円に見直したと発表した。売上高は１５８０億円から１５６０億円にわずかに下方修正したが、「鬼滅の刃」とのコラボ効果で第３・四半期のコーヒー飲料の販売が大きく伸び、経費削減も貢献した。配当予想は据え置いた。

あわせて発表した２─１０月期決算は、売上高が１２２３億円（前年比６．５％減）、営業利益が６３億円（同６０．７％増）、純利益が４６億円（同６１．４％増）となった。

「鬼滅の刃」とのコラボ商品は１０月５日に発売。約３週間で累計販売が５０００万本を突破し、国内飲料事業の１０月度（９月２１日から１０月２０日）実績では、コーヒー飲料の販売本数は前年比４９．５％増加した。

＊本文２段落目の一部表記を修正して再送します。

(内田慎一)

コメント

注目のコメント

• 井上 裕美

  日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長

  ・2020年11月26日

  鬼滅の刃の商品が出てくるたびに子供だけでなく、私も目に止まります。マスクもよく鬼滅の刃デザインをしているお子さんを見かけますし、色だけでもう鬼滅の刃のデザインだとわかるまでになりました。すごい効果ですね。
  このコロナ渦において、これだけ利益をあげているのはすごいことですね。
• 水野 剛

  (株)ムセンコネクト 代表取締役

  ・2020年11月27日

  缶コーヒーが売れただけで、売上が減少しているのに営業利益が前年比60.7%増加するって単純にスゴすぎる。
  調べてみたら、営業利益額の押上げに貢献した主な要因は「自販機の耐用年数の変更（約23億円分）」と「広告・販促費の削減（19億円分）」で主に販管費の低減だった。確かに鬼滅缶が牽引した功績は大きいが、業績インパクトという点では記事中では少ししかスポットライトが当たっていない「経費削減」が好業績の主な理由みたい。
  https://www.dydo-ghd.co.jp/ir/pdf/20201126_00.pdf
• 碓氷 早矢手

  講談社 宣伝統括部担当部長

  ・2020年11月27日

  「鬼滅の刃」のお茶もありました。
  買うまでは、姉弟が親に買わせるようになかよく協力します。
  買った後は、どちらのキャラクターを持つかで喧嘩します。
  そこが問題です。