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「バイオプラスチック導入ロードマップ」まとまる 環境省

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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    製品毎の導入に適したバイオプラスチックの考え方が、ロードマップ(案)として公表されました。

    バイオプラスチックはバイオマスプラスチックと生分解性プラスチックの総称ですが、名称が紛らわしいですよね。バイオマスプラスチックは原料として植物などの有機資源を使用するプラスチック素材であり、化石燃料由来プラスチックに置き換えることで、ライフサイクルでの温室効果ガスの排出抑制効果が期待されます。一方で生分解性プラスチックは基本的に、自然界において環境に悪影響を与えない低分子化合物に分解されるプラスチックを指します。このため、気候変動問題やプラスチック問題への意識の高まりを受け、バイオプラスチックは総じて拡大への期待が高まっています。

    しかし、バイオマスプラスチックの中でも、生分解性があるものとないものがあり、さらに汎用プラスチックとしてリサイクルできるものと、リサイクルに適さないものが存在します。容易に分解されると困る用途に生分解性プラスチックが使用されたり、リサイクルに適さないプラがリサイクルの過程で混入すると不具合が生じるわけです。ですのでバイオプラスチックであれば手あたり次第に導入拡大すべきと大雑把に考えず、「適材適所化」が重要であることが認識されるべきと考えています。

    このような課題を受けて、今後パブコメが実施される「バイオプラスチック導入ロードマップ」の案では、生分解性プラスチックは「堆肥化・バイオガス化等に用いる生ごみ用収集袋」「農業用マルチフィルム」「肥料に用いる被覆材」「漁具等水産用生産資材」のみで適用とすべきとなっており、回収リサイクルされる可能性のある容器包装等や電気電子機器や日用品などの製品プラスチックについては、バイオマスプラスチック(非生分解性)の内、リサイクルに悪影響がないものを使用することが推奨される旨、明文化されました。プラスチック製品の製造に関わる事業者は、これらの観点を参照しつつ、自社の製品の使われ方や捨てられ方を熟慮したうえで設計に反映させていく必要があります。

    【ご参考 イオプラスチック導入ロードマップ検討会 資料】
    http://www.env.go.jp/recycle/post_74.html


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    (株)スマートアグリ・リレーションズ(バイオマスレジングループ) 社長執行役員

    バイオマスプラスチック導入推進における最大の課題は、原料の安定的な調達です。
    海外から原料となる樹脂を輸入している現状では、安定調達は難しい状況です。
    国内で原料となる樹脂を調達できるようにしていくべきだと思います。

    “バイオプラスチック導入に向けた施策”として、以下の推進が決まりました。
    国も力を入れてきておりますので、今後、バイオプラスチック需要は拡大してくると思います。
    --------------------------
    ・プラスチック買い物袋のバイオマスプラスチック配合率の向上
    ・地方公共団体のごみ収集袋へバイオマスプラスチック等の導入を促すことを
    「一般廃棄物処理有料化の手引き」において推進
    ・バイオマスプラスチック等ごみ収集袋の導入に向けたガイドラインの整備
    --------------------------


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