[東京 24日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は24日午後の会見で、菅義偉首相と小池百合子都知事が同日に会談したことについて、「Go Toキャンペーン」や飲食店の時間短縮などについて意見交換したと述べた。ただ、具体的にいつ、何を行うかなど具体的に確認されたことはないと説明した。

「Go Toトラベル」の一時停止などは話題にならなかったのかとの質問には、トラベルやイートも同キャンペーンの中に入ると述べたものの、具体的な言及は避けた。

一方、米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領が23日、国務長官にアントニー・ブリンケン氏、国家安全保障担当の大統領補佐官にジェイク・サリバン氏、国連大使にリンダ・トーマス・グリーンフィールド氏を起用する人事を発表したことに対しては「高い関心をもって注視している」と述べた。その上で「今後も日米関係の連携強化に努める」と語った。

(田巻一彦)