3DプリントロケットのRelativity Spaceが520億円調達を正式発表、火星の産業化を目指す
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注目のコメント
3Dプリンターでロケットを作るだけでなく、それで火星に行こうとするんだから、宇宙開発が飛び石のように前に進んでいく感じがあるが、本当にビジネスとしてうまくいくかはこれから次第。
現在の世界の商用ロケットの価格は、数10kg~500kg以下の衛星の打上げ向きの中小型ロケットで1回あたり約15億円~55億円、静止衛星等の打上げに使われる大型ロケットで1回あたり約65億円~145億円である。
Relativity SpaceのロケットはTERRANという名前で中小型ロケットに分類される。価格は約15億円くらいのようだ。
この価格で、3Dプリント技術を使ったロケットの量産が実現すれば、今よりはるかに頻繁に衛星の打上げ(ただし低軌道に限られる)が可能になる。
非常に注目の会社。野心的な試みで、面白いですね。
金属3Dプリンタを用いた形成加工って、そこまで強度が出なかった気がするのですが、どうなんでしょうか。
積層には大型のロボットアームを用い、見たところおそらく指向性エネルギー堆積法により積層していると思われますが、どのような技術が用いられているのか気になりますね。
Relatively SpaceのHP上では、従来の製造と比較して、10万点以上あるロケットの部品点数を1000点に減らせると言っています。これにより、従来2年近くかかっていた製造時間を2カ月でできるとしています。時間コストが相当圧縮できますね。
Relatively Space:
https://www.relativityspace.com/